カンピロバクター腸炎 | かわさき内科クリニック

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カンピロバクター腸炎

毎年梅雨時になると食中毒が増えます。この時期が一年で一番多いじきになります。
食中毒の原因菌もカンピロバクター属が一番多くカンピロバクター腸炎をおこします。
腹痛、嘔吐、下痢の急性胃腸炎症状で発症します。

鶏の腸管にいることが多く、生卵や鶏肉を介して感染することが多いです。
生卵の表面や鶏肉に付着しておりそれを摂取してしまいます。
牛丼屋さんが夏場に生卵の持ち帰りを中止するのかこのためです。

まれに長引くこともあり、症状が強い時は抗菌薬の投与が必要です。
ギランバレー症候群を起こすこともあり、注意して感染しないことが一番です。
食事を作る時もこまめな手洗いが必要です。生焼けなどの鶏肉は摂取せず良く焼いてください。

日本感染症学会のページです。参考にしてください。
https://www.kansensho.or.jp/ref/d11.html

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